法人税申告決算は神戸の佐々木康二税理士事務所まで

確定申告をしないままだとどうなりますか。
まず、法人税の法律で決算終了後2ヶ月以内に申告書を所轄の税務署に提出しなければならない事と法律で定められています。それに違反するとさまざまなペナルティが発生します。
会社の利益が出て税金が発生しているにもかかわらず無申告の場合無申告加算税が罰金として10パーセント発生します。また税金の支払いかが遅れると税務署に対して利息を取られ延滞税も期限後2ヶ月以内の支払いは年利４．５パーセント（年によって変わります）それ以降は年利１４．５パーセントです。また、今まで赤字で青色申告を選択していた法人が何らかの事情で2年間無申告だった場合青色申告の取り消しが税務署から届き今までの過去7年間の累積赤字が認められなくなります。ある年に黒字が発生した時でも取り消された過去の赤字とは相殺できません。ある方はこの繰越欠損は「マイナスの財産」だと言われていたほど過去のマイナスと黒字を差し引きできるメリットは大きいです。また、申告期限内で処理をして申告しないと認めてもらえない規則も沢山あります。
ですから結論として今年は売上も少なくて赤字だったので申告しないでも良いだろうと考えないほうが得策です。